一続きの人の動きを「所作」といいます。部屋の大きさに関わらず、所作に必要な大きさは昔からそんなにかわりません。
所作に必要な物理的なスペースと、心地よいと感じる感覚的なスペースには差があるのではないかと気になっていました。
このズレを意識しながら、67.8m2のマンションの一室をリフォームしました。
ここでは、視界に入る物を制限するために、1つ1つの所作に基づいて、改修前より細かく壁を建てていきました。
そして、壁と天井の間に「抜け」を設け、空気のかすかなつながり、天井の連続感を見せることで、空間のズレを操作しようと試みました。
実際に部屋に立つと、カベの存在はとても大きく、カベがあるからこそカベの向こうを意識させてくれます。
カベによって凛とした空気感、広がり感を作り出せました。
改修床面積/67.8m2
□設計 近藤英夫建築研究所+旅するオウチ □施工 福岡工務店
所作に必要な物理的なスペースと、心地よいと感じる感覚的なスペースには差があるのではないかと気になっていました。
このズレを意識しながら、67.8m2のマンションの一室をリフォームしました。
ここでは、視界に入る物を制限するために、1つ1つの所作に基づいて、改修前より細かく壁を建てていきました。
そして、壁と天井の間に「抜け」を設け、空気のかすかなつながり、天井の連続感を見せることで、空間のズレを操作しようと試みました。
実際に部屋に立つと、カベの存在はとても大きく、カベがあるからこそカベの向こうを意識させてくれます。
カベによって凛とした空気感、広がり感を作り出せました。
改修床面積/67.8m2
□設計 近藤英夫建築研究所+旅するオウチ □施工 福岡工務店